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マイクロスコープ下で感染根管治療と歯周病治療を行い歯内ー歯周病変が治癒した一症例

こんにちは!プリズムタワー工藤歯科、副院長の工藤有加です。

当医院も開業して11年。その間の実績はたくさんあります。

その中でも、他の医院で抜歯と言われた歯の治療です。

今回は他院で抜歯と言われた歯、歯内ー歯周病変の歯を、マイクロスコープを用いて感染根管治療と歯周病治療を行って、治癒した一症例をご紹介します。

マイクロスコープを用いて感染根管治療と歯周病治療を行い、歯内ー歯周病変が治癒した一症例

主訴 奥歯で噛むと痛い
年齢 40代
性別 女性
治療法 マイクロスコープを用いた根管治療と歯周病治療
費用 根管治療10万円

術前の写真で、歯の根の周囲を全部取り囲むようにX線画像が黒くなっています。歯内-歯周病変の骨透過像と言います。

マイクロスコープを用いて、根の治療、感染根管治療と、歯周病の治療を行いました。

術前では、根の治療が不十分で、周囲が黒くなり、骨が溶けてしまっている像が見られますが、術後半年のX線写真では、根の治療が3根管きっちり治療され、周囲の骨も回復しているのがわかります。

3年後、6年後のX線写真では、より、周囲の骨が回復しているのが見られます。

 

 

このような場合、ほぼほぼ抜歯、という風に判断されがちですが、当院の実際の治療に関する説明は以下のものです。

治療オプション①再感染根管治療(もう一度根管治療をやり直す)+歯周再生療法

治療オプション②抜歯

→抜歯後の治療のオプション(1)ブリッジ(2)インプラント(3)入れ歯(4)そのまま(5)意図的再植手術

治療オプション③症状があるなら投薬して経過観察

このようにどの治療がベスト。という風には説明せず、すべての考えられうる治療の方法を提示して、必ずその利点欠点をご説明しています。

そうすることでどれか得意な治療に患者様を誘導するのではなく、患者様と同じ知識を共有した上で平等にどれが患者様にフィットするかを一緒に考えて治療法を決めています。

これにはすべてのオプションに対して高い質の治療を患者様に提供できる自信があるからできることです。

ダメそうな歯は、抜いてインプラントしたほうが、早いんです。実は。

だけど、治る可能性があるのであれば、その治療がチャレンジであることに患者様のご理解さえいただければ、歯を出来るだけ残すご説明をし、開業以来11年間。十分結果も出させていただいております。

当院の院長は、歯周病とインプラントの専門医ですけど、マイクロスコープを使った根管治療も得意だし、患者様のお口の健康、歯のことを本当に一番に思っています。

ご自身が求めている、納得する術前術後の症例がある。さらにそれが5年〜10年以上長期に持っている。そのような症例提示をしてもらえる。そしてその治療の利点だけでなく、欠点を十分に説明してもらえる歯科医院。これは歯科医院を選ぶ上でとても大切です。

 

 

 

Youtube 工藤有加 プリズムタワー工藤歯科 副院長 歯科医師。歯学博士。
昭和大学補綴科 非常勤講師。
昭和大学歯科病院で8年間勤務した後に、プリズムタワー工藤歯科で12年、一般歯科診療に携わっています。
歯周病の権威である、歯周病専門医・指導医の院長のもと、患者様の悩みに寄り添った治療を心掛けています。
患者様に一生、健康な歯で過ごしてほしい。そんな思いで、日々の歯科診療に携わっています。
いつでもご相談お待ちしています。
最新情報を発信しています。

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