当院の治療システム
快適な口腔環境は、最適な治療計画から
歯科治療でまず重要なのは、患者様それぞれの口腔環境や病態に適した治療計画を立案することです。予後を見据えた長期的な計画に沿って治療を進めることで、患者様の快適な口腔環境を長く保てるのです。
治療計画の立案まで
患者様の口腔内で問題となっている箇所を調べるため、診査を行います。
- 歯と歯肉のチェック
- 歯周精密検査
- 歯周病細菌検査
- 口腔内の写真撮影
- レントゲン撮影
- 模型診査
など
以上のデータ・画像をもとに診断を行い、治療方法をいくつかご提案させていただきます。
治療方法や期間、費用面などに関するご希望がありましたら、遠慮なくご相談ください。
「治療後、このようになりたい」という患者様と私たちの治療ゴールを明確にし、そのゴールに向かい当院と患者様の二人三脚で治療は進みます。
治療の流れ
お問い合わせ・ご予約
お電話(03-3464-8713)もしくはメールフォームからお問い合わせ・ご予約ください。
※予約優先とさせていただいておりますので、事前にお問い合わせされたほうが確実です。
問診
お口の悩みはもちろん全身的な健康状態もお伺いさせて頂きます。通院中の病院、常用薬などありましたら、検査数値表や、現在服用中の薬の説明書きの紙をご持参ください。
歯周初期治療
歯垢や歯石といった細菌の塊など、虫歯や歯周病の原因を除去し、口腔内の環境改善を行います。
確定的治療
歯周組織をより長く安定させるために、矯正、補綴、インプラント、歯周外科、歯周再生の治療を行います。
メンテナンス
口腔内のトラブルを再発させないよう、管理・検診・クリーニングなどのメンテナンスを行います。
治療の流れ
カウンセリング
当院では、インプラント治療や歯周病の外科治療などの際は必要に応じて、CT画像診断を用いて患者様と充分なカウンセリングを実施させていただいております。CT撮影データを基に治療計画を患者さんにわかりやすくご説明できますので、患者さんもご自身の症状を把握しやすく、納得したうえで治療を受けていただけます。
マイクロスコープによる精密治療
マイクロスコープを用いて患部を2.8~25.6倍まで拡大して観察することで、肉眼では見ることの出来ない歯の細かい凹凸や詰め物・被せ物の状況を確認することができ、今まで、歯科医師の経験。勘で行われていた治療を精度の高い確実な治療に変えることが出来ます。
「古い銀歯に小さい穴があいてしまっているのがわかります。」
「40インチモニターで更に拡大してわかりやすい御説明を心がけています。」
肉眼との見え方の比較
「細かい細工文字が印刷してあるのでお札を例に見てみますが、マイクロスコープを使うことによって肉眼では決してわからない文字まで拡大して観察できます。」
院長インタビュー~ワンランク上の治療を目指して~
ワンランク上の治療に必要不可欠なマイクロスコープ・CT画像診断について、院長にインタビューを行いました。
――マイクロスコープを導入したきっかけを教えてください。
開業以前に、卒後研修の東京医科歯科の大学病院や、顕微鏡下の根管治療の総本山であるペンシルバニア大に見学にいった際に、歯内療法科の外来で、実際のマイクロスコープでの拡大下の治療を体験したことがきっかけですね。そのときに理想的な根管治療や虫歯治療、歯周外科にはマイクロスコープは必須と考えるようになりました。
――マイクロスコープによる患者様のメリットは?
確実にワンランク上の治療を受けられる、ということですね。マイクロスコープがあると、とにかく本当によく見えます。肉眼のみの治療と明らかな違いです。肉眼で見えない病因が見えるのです。
――それでは、CT画像診断による患者様のメリットは?
CT画像では、解剖学的な顎の骨の量、厚み、高さなどが、3次元で立体的に分析でき、実際の術前に十分なシミュレーションが行えます。そのため、患者様は神経麻痺などの偶発症を回避でき、より安全な手術をお受けいただけます。また、これまで術前にスライスCT画像(2次元で平面図)を見ながら説明を聞いていても、若干わかりにくかったと思われるのですが、CT画像診断により3次元で立体的に手術のイメージをお伝えでき、患者様にもご理解いただきやすいようご説明できるため、大きな安心を得ていただけます。