こんにちは。
プリズムタワー工藤歯科の工藤有加です。
歯科治療は、そもそも全て外科処置です。
審美歯科治療と、当院は表記していませんが、審美歯科治療も同じです。
審美歯科ってなぜ表記しないのか?
それは、来院された時に質問したら詳しく説明させていただきます。
審美歯科でも、歯科治療でもそうですが、すぐダメになってしまう治療はみなさん受けたくないと思います。
例えば、心臓の手術をするのに、早い、安い、うまい、の、3拍子も揃ったようなところでしたいと思いますか?
心臓の手術も外科処置ですが、歯科治療も外科処置です。
全て外科処置なので、
・誰に
・どういう治療をしてもらうか
がとても大切で、その後の口腔環境を大きく左右します。
その決断が、その人の人生を左右するくらい、違いがあるし、大切なことです。
それを大前提として、インプラントや、矯正治療で後悔したくない人のための記事を書いていきます。
参考にしていただければ幸いです。
1、他院でのインプラントや、矯正治療で後悔した人・後悔したくない人が当院に辿り着いて、治療する人が多い
当院に、インプラントや、矯正治療のセカンドオピニオンでご相談で来られる患者様、結構いらっしゃいます。
なぜかとうと、当院は、
①歯周病専門医・指導医である
②インプラント専門医である
③矯正治療も得意で、インビザラインで不可能なことを、可能にする最新の矯正システムを取り入れている歯科医院である
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④世界に発信可能な院長が実際に行った臨床例が多数ある
⑤詳しく検査をし、検査結果をもとに治療計画を事前に立てて、治療を進めていく
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日本でも数少ない歯科医院の一つだからです。
そこらへんの歯科医院を探しても、こんな歯科医院にめったに巡り会えません。
これは事実です。
小児や、10代、20代の矯正とは違って、多くの問題点があるのが、成人の矯正治療。
元々、矯正の学問自体が、成長のスパート、小児の成長のピークに合わせた学問です。
歯周病がある人や、インプラントを併用するような矯正治療については、矯正専門の先生では、なかなか難しいのが事実です。
歯周病治療と、インプラント治療と、矯正治療を組み合わせた治療を当院で受けて、長期に安定した口腔内を手に入れ、何年も口腔内が安定した状態で、メンテナンスに通ってくださる患者様、多くいらっしゃいます。
その治療内容について、OJ(Osseointegration Study club of Japan)という学会で発表し、日本代表に選ばれるほど、秀逸な治療であることが評価されており、OJでの院長の発表内容を見てくださった、名だたる先生方からも評価を得ています。
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2、なぜ、インプラントや矯正治療で後悔することになるのか?
なぜ、インプラントや矯正治療で後悔することになるのか?理由は次10個が考えられます。
①インプラント治療・矯正治療のゴールは、主治医の先生により、違いがあること
②矯正治療後は、リテーナーという装置をつけなければ、歯を理想的な位置に並べても簡単に理想とは逸脱した位置に移動してしまうこと
③矯正治療は歯並びを治すのが目的なゆえに、歯並び以外の問題点を置き去りにしてしまいがちになること
④今までの矯正学の学問は、ワイヤー矯正であり、ワイヤー矯正は、歯の移動位置の予測が難しいこと
⑤マウスピース矯正が乱立され、安易にマウスピース矯正が受けれるようになったこと
⑥歯周病との戦いが始まる成人以降の矯正は、問題点が多く、その問題全てを把握し、解決する技術を持つ歯科医院や歯科医師は非常に少ないこと
⑦インプラント治療は、インプラントが先行してしまい、他の問題点が置き去りにされがちな場合があること
⑧歯周病、インプラント、矯正、全ての技術が揃っている歯科医院、歯科医師が非常に少ないこと
⑨複数の専門医が連携を取り合うことになっても、
・誰が主導で行っていくのか
・お互いの治療のゴールは一致していているか?意見の相違はないか?
・その治療のゴールに向かっていける実力や連携が整っているのか
などの課題があり、実際に連携するのが難しいこと
⑩一般の人が歯科医院を選ぶのが非常に難しいこと
などの理由が考えられます。
3、矯正治療で後悔する例
インプラントで後悔する例は次のことが考えられます。
・インプラントで、金属の部分が見えて見た目が悪い
・インプラントが抜けてしまった
・インプラント周囲炎になってしまった
・治療計画がなかったので、次から次に抜歯になり、次から次へインプラントをしなければならない
・歯並びはそのままなで諦めるしかなく、前歯の見た目が悪い
・矯正のオプションはなく、前歯は削って治すしかなく、そのために神経を抜くことになり、その処置が悪く、根の先に病気ができてしまった。
・インプラント以外の噛み合わせは削って治さなければ噛み合わせが悪いと言われ、ほとんど全ての歯を削る羽目になってしまった。
・インプラントの上物が壊れた
などです。
矯正治療で、後悔する例は次のことが考えられます。
・子供の頃矯正治療をしたけど、後戻りしてしまった
・顎がおかしくなってしまった
・噛み合わせに不具合が生じてしまった
・矯正したけど、ここまでしかできないと言われ、矯正治療の後に、歯並びや噛み合わせを、歯を削って治すことになってしまった
・矯正したのに、虫歯が後からできてしまい、予定外の余計な費用がかかってしっまった
などです。
次に、後悔しないために、できることを書いていきますね。
4、インプラント・矯正治療で後悔しないためにできること
後悔しないために自分でできる、大切なことは
①自分に近い症例のインプラントや矯正治療の、その歯科医師の行った矯正治療のゴールを見せてくれる歯科医院を選ぶこと
②矯正治療の動的治療が終わったらリテーナーをしっかりつけること
③問題点が多い場合、歯並びやインプラント以外の問題点も洗い出し、治療計画に入れてくれる歯科医院を選ぶこと
④歯を削るのを最小限にしてくれる治療を提案してくれる歯科医院を見極めること
⑤専門医を持っていること
⑥ワイヤー矯正と、マウスピース矯正のメリット、デメリットをしっかり説明してくれる歯科医院
⑦サブスクのような、安易に矯正治療を始められる料金体系ではないこと
⑧1人の歯科医師が責任を持って診てくれる歯科医院を選ぶこと
⑨メンテナンスをしっかり行ってくれる歯科医院を選ぶこと
⑩専門医同士の紹介先の先生であること
が、インプラントや矯正治療で後悔しないためにご自身でできることです。
5、小中学生時代に1回目の矯正治療、40代に再び矯正治療を受けることになった私
私自身も、現在、当院で、デジタルの最新システムでの矯正治療を現在受けています。
これは、人生で2回目の矯正治療です。
なぜ、私が、2回目の矯正治療を受けることになったか、理由は2つ。
①小中学生時にした矯正治療が早々に後戻りしてしまい、理想的な歯並びとかけ離れた歯並び、口元になってしまっていたこと
②ワイヤーをつけなくてもいい、NEMOのデジタルアライナー矯正を院長が本格的に取り入れ、習得したこと
です。
今までも、大学時代に、私の歯並びの不具合を見抜いた矯正科の先生が、矯正の2回目の矯正治療を受けないかと勧誘されたりしていましたが、ワイヤーをつけることに躊躇し、そのままにしていました。
なんでも、良いタイミングってありますよね。
大学時代に2回目の矯正治療はやらなくて正解だったな、と感じています。
今は、デジタルで、しかも、インビザラインよりも優秀なシステムのNEMOで、矯正治療を行えていますから。
「NEMOで、インビザラインでは不可能な、歯の動かし方が可能である」
このことについては、事実。
インビザラインジャパンのスタッフの方が直接、当院にいらして、その話にもなりました。
インビザラインジャパンでも、NEMOの技術に追いつこうと、開発に力を入れているようですよ。
NEMOと同じように、歯根を抽出し、CTで撮影した骨質と骨量を把握した上で、歯根や、歯槽骨の位置を考えながら歯を動かすシステムが、他にあればいいのですが、今は、それができるのはNEMOしかない、というのが現状のようです。
6、院長の矯正治療の歴史とNEMOとの出会い
院長の矯正治療の歴史は長く、臨床研修医後の西堀時代に遡ります。
当院の院長は、歯周病とインプラントと矯正治療を組み合わせた理想的な治療を、卒後勤務していた西堀歯科にいた時代から行っていました。
矯正も、院長の得意な治療となっていきましたが、当時はワイヤー矯正でした。
なぜ、西堀歯科で、矯正治療も学べたか。
西堀歯科に、矯正科の先生方が治療しにいらしていたから。
そして、西堀先生はじめ、西堀歯科にいる先輩の先生方が、皆、矯正治療も取り入れた臨床を行っていたから。
だそうです。
その時に、自分の臨床に矯正治療を取り入れたかった院長は、西堀先生、西堀歯科にいた先輩の先生方、西堀歯科にいらしていた矯正科の先生から、多くを学ばせていただいていたとよく私に話してくれていました。
そして、開業後は、中目黒で開業されている、目黒青葉台矯正歯科クリニックの、宮崎芳和先生にも大変お世話になりました。
宮崎先生には、矯正治療での悩みや、相談にいつも乗っていただいていました。
開業した当初は、当院にセファロがない時代もあり、宮崎先生の歯科医院のセファロをお借りして、撮影させていただいたこともありました。本当にお世話になりました。
今では、CTも、セファロも当院に取り入れ、最新の設備で矯正治療が行えています。
NEMO矯正のために、一度入れたCTも、新しく、矯正治療により最適な分析ができるCTに買い換えました。
数年前に買ったばかりで、まだ十分に使える、新しいCT。
捨てるのは勿体無いので、お友達の先生でCTをまだ取り入れていない先生に、格安で引き取っていただいたこともありました。
いつも院長は私に言っていました。
院長は、歯周病は、歯周病専門医・指導医がある。
インプラントは、インプラント専門医がある。
矯正だけは何も持っていないので、それだけが足りない。
なので、矯正を大学で学び直したい、と、いつも私に言ってました。
インビザラインを日本に輸入したのは、我が母校、昭和大学の矯正科の槙教授です。
それなら、母校の昭和大学歯科病院の矯正科に聞いてみたらいいのでは?と思い立ち、矯正治療を大学で一から学び直したいと、昭和大学の矯正科に入って勉強させていただけないか?と問い合わせた時もありました。
矯正科に入局するには、大学院しかないと言われました。
そして、大学院に入るのは、開業しながらでは難しいと、お断りされてしまいました。
どこで、矯正学を学び直せばいいか、悩みました。
母校の矯正科にお断りされてしまった・・・
卒後すぐでないと、矯正は大学で学べないことにショックを受けていました。
矯正学を先に学んでから、歯周病とインプラントを学べばよかった、と後悔したこともありました。
私が代わりに、子育てしながら矯正科の大学院にいけばいいんじゃないか?こんな考えが浮かぶこともありました。
そうしているうちに、尾島賢治先生という、古くからお世話になっている昭和大学の先輩が、ドイツ在住のシュープ先生という矯正の先生の医院に何度も訪問し、本物の最新のアライナー矯正治療の技術を、取り入れたあと、その技術を日本に広めようとされていました。
尾島先生は、海外の先生に実力を認められ、日本ではなく海外でも活躍されていました。
そして、NEMOという矯正のソフトを日本に輸入し、それを広めようとされてていました。
これだ!
もう、自分が矯正の技術を学び直す方法が見つかりました。
しかも、世界でも認められている最新のシステムでした。
そう確信した院長は、インビザラインよりも、細かく、理想的な歯の動かし方ができるNEMOというソフトの使い方を尾島先生の勉強会に参加し、いち早く習得し、自分の臨床に活かしました。
NEMOという最新のデジタル矯正ソフトは、本当に優秀で、インビザラインでは不可能なことが可能となり、より、理想的な歯科治療のゴールが可能になります。
それは、誰でも、講習を受けて、システムを取り入れたらできるようになる、という簡単なものではなく、
院長の今までの歯科臨床の過程があったからこそ、今の臨床に活かせられている、と感じています。
その結果が、OJ優勝という結果につながったのだと思います。
本当に、今まで出会い、支えてくださったみなさんには感謝しかありません。
OJ( Osseointegration Study club of Japan)で発表した治療内容は、インプラントと、歯周病治療と、デジタルでの矯正治療を組み合わせた、院長の治療の真髄。
院長が最も得意とする治療内容です。
院長は、最新のデジタル矯正のシステムを取り入れ、歯周病治療とインプラント治療を融合させた、新しい治療法を確立していっております。
7、2023年の今後の院長の発表予定
今週は、大阪のJIADS
4月は、臨床歯周病学会北海道支部
5月は、母校の昭和大学
8月は、OJ本部
9月は、カリフォルニアと、クイントの国際大会
の発表が決まっている院長。
池尻大橋の歯科医院から、地方へ、そして、世界へ発信をしていきます。
もし、問題点が多く、治療で迷われたり、矯正治療やインプラントを含む歯科治療で後悔したくなくて、どこにかかればいいか迷われている方は、当院にお問合せください。
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