こんにちは。プリズムタワー工藤歯科の副院長の工藤です♪
本日は、50代女性の患者様のアンケートをご紹介いたします。♪
当院へ来院されるきっかけは、
・歯周病専門医だから
と、
・歯周矯正希望
がきっかけで来院されています。
実はこの患者様、奥歯の歯周病のせいで前歯まで歯並びが崩れ、それを気にしていらっしゃいました。
歯周病にかかっている患者様の矯正治療は、歯列矯正を行っているだけの先生では手がつけにくく、数件の歯科医院で矯正治療を断られた患者さんが当院にもいらっしゃいます。
歯周病の患者様の矯正治療を歯周矯正と呼びます。
歯周矯正には一般の成人矯正治療と違って、歯周治療はもちろん、根管治療、精度の高い仮歯など、いろいろな技術が必要となり、一筋縄ではいきません。
当院が歯周病専門医で、マイクロスコープ下の根管治療や精度の高くきれいなセラミック治療などをトータルマネージメントしていることを聞いて歯周矯正を含めた総括的治療に同意してくださったようです。
美しい口元はだれもがあこがれます。
その実現には、なるべく歯を削らなくても済むように矯正治療があります。
しかし、成人の8割が歯周病にかかっている日本人では、矯正治療の前にまずは、歯周病のコントロールが必須なんですね。
また、日本人の予防メンテナンス受診率は約5%と言われています。(ちなみにアメリカ人の平均年収約200万円の方々でも予防メンテナンスは70%の受診率です)無症状のまま気付かないうちに歯周炎が重度になってしまっている方も多数います。
歯周病が重度になってしまってからだと、歯の周囲の骨などが溶けてしまっているので、歯周組織を再生させる歯周再生療法などの歯周外科処置の技術も必要になってきます。
このような高度な技術は、歯周病専門医だからこそ患者様に提供できると思っています。
当院の院長は歯科用顕微鏡を用いた歯周再生療法やインプラント治療で日本代表として海外で発表したり、国内でも学会発表、またウェビナー(リンク)なども行っています。(歯科用顕微鏡下の歯周再生療法についての学会発表リンク
https://doctorbook.jp/contents/119
https://www.facebook.com/261024050574930/photos/a.1966215703389081/1966215750055743/
https://www.facebook.com/motomu.kudo/videos/2542052219235969)
歯科用顕微鏡の普及率は東京都内でも数%。さらにこの歯科用顕微鏡を使う技術。何年も十分なトレーニングを積んだり、研鑽を積まないと習得できる技術ではないです。
顕微鏡があってもちゃんとそれを活かせる顕微鏡使用の経験値のある歯科医師や歯科衛生士がいないと意味がありません。
当院は開業11年になりますが、副院長の私は院長が毎日何時間も顕微鏡治療を行っているのを見ています。
この11年間顕微鏡をのぞかなかった日はありません。
また、矯正治療も、近年では矯正用アンカースクリューという骨にスクリューを入れたり、歯科用インプラントをアンカー(歯を動かすときに動かないようにする重石)にしたりインプラントをもちいた矯正の技術も発達してきました。それによりこれまで困難だった歯の動きも可能になってきました。
日本口腔インプラント学会のインプラント専門医である院長はそれも出来るんです♪
さて、再びこの患者様についてお話を戻しますが、
この患者様は、奥の歯がぐらぐらしていて、他の医院で抜いてインプラントをしなければならない、と言われ、悩んでいて、歯周病専門医の意見を聞きたい、ということで来院されました。
歯周病専門医の院長が拝見させていただいたところ、他院では抜歯だろうと言われた歯もまだ十分保存できると診断し、その結果矯正など治療終了から5年たったいまでも、見事抜歯をせず済んでいます。患者様はしっかりそこで噛めています。
他院では「抜歯だと言われた歯」です。
ここまで書かせていただいた総括的治療ですが、歯周病治療、インプラント治療、矯正治療、すべての技術を持っているからこそ出来る治療であることは、お分かりいただけますでしょうか?
現在もこの患者様は予防メンテナンス中です。
わたしも毎回お見掛けする度に、なんて素敵で、なんて綺麗で、なんて若々しく白い歯の笑顔でしょう。とうっとりしてしまいます。
患者様の心からの。そして健康的な笑顔。大変嬉しいです♡
今後とも、予防メンテナンスでお口の中のチェックとクリーニングをさせてください♡
いつも素敵な笑顔をありがとうございます♡