こんにちは。
プリズムタワー工藤歯科の工藤有加です。
安心・安全で、良心的なインプラント治療って、どんなところで受けれるの?
ってお悩みの方の方のために記事を書きます。
さまざまな情報が飛び交う中、何が真実なのか、自分で見極める力が特に重要になる時代になってきました。
上位表示される情報サイトばかりが真実とは限りません。
しかし、上位表示される記事でないと、インターネットで情報収集する患者様の目に触れにくいのもまた事実です。
悪気はないと思いますが、お金をいただいた順番に、ランキング1位に表示されるようなサイトを作る業者があるのもまた事実です。
で、そのランキングを見て、行く患者様が増えるのもまた事実なので、その業者にお金を払う歯科医師がいるのも事実です。
このような、嘘か誠かの情報が行き交う中、私が、歯科医師の立場で、安心・安全で、良心的なインプラント治療をしてくれる歯科医院はどのように探して、どう見極めたらいいのか?を順番に説明していきたいと思います。
本当に、インプラントの歯科医院選びは重要なので、本当のインプラントが信頼できる歯医者の探し方を知りたい方は、読み進めていってくださいね!
安心・安全なインプラント治療の歯医者の探し方
「安心・安全なインプラント」をしてくれる歯科医院は、日本歯周病学会専門医指導医と、日本口腔インプラント学会専門医を両方持っている歯医者の中から探してください。
「専門医」なんて聞きなれないかもしれませんが、歯科業界では、「専門医」は、良い歯科医療を行いたいなら、まずは、専門医を目指しましょう、と言うのが、常識となっています。
そして、歯周病とインプラントの、ダブルの専門医を持っていること。
これは、並大抵の努力でなれるものではありません。
よほど臨床に向かって努力して、良い歯科医療をしているとお墨付きをもらっている、と捉えて良いと判断できます。
歯周病専門医と、インプラント専門医のダブルの専門医が、安心・安全なインプラントをする歯科医師である、と言う最大の判断材料になります。
なぜ、インプラント専門医と歯周病専門医の、ダブル専門医が、安心・安全な歯医者だと言い切れるのか?
理由は、インプラント専門医と、歯周病専門医だと、どちらも、深い専門の知識と、高い技術が備わっている、と言う証だからです。
インプラントと歯周病は切っても切れない関係です。
インプラント治療の前に、歯周病治療が始まり、最後、インプラント周囲炎のコントロールを続ける必要があります。
インプラントを埋める前に、歯周病がきちんとコントロールされていないと、インプラントも、残っている歯も失うことになりかねません。
このような状態だと、とても安心してインプラント手術をしているとは言えないですよね。
インプラントを埋める前も歯周病治療が必要ですし、インプラントを入れた後も、その後の歯周病のコントロールがとても重要なんですね。
インプラントは、手術自体の技術も大事なのですが、その前後の歯周病のコントロールが課題だと言うことです。
他の残っている歯と同じように、インプラントも、インプラント周囲炎にならないようケアが大切になってきます。
今は大丈夫でも、年齢が上がるにつれて、歯周病のリスクが増大していきます!
また、インプラントをするとき、骨が少ない場合、骨を足す必要がある場合があるのですが、これも、歯周病専門医の一番得意な手術です。
本来であれば、特に、アメリカ、ヨーロッパにおいては、インプラントは歯周病のスペシャリストが行うものなんですね。
なぜ、インプラント専門医だけだと安心とは言えない?
インプラント専門医だけだとダメですか?
いい先生もたくさんいらっしゃると思います。
ただ、インプラントが先行し、インプラントありきの治療になっていないか?
その見極めと判断が非常に重要なのではないかと思います。
そして、その見極めは、患者様には、非常にわかりにくい。
なので、安心で、安全なインプラント治療を受けたいのであれば、最初から、歯を残す専門家の歯周病専門医と、インプラント手術の専門家であるrインプラント専門医の、両方の専門医を持っている歯医者から探すのが、ベストな選択肢だ、と言うことです。
さらに言うのであれば、歯周病専門医よりも、指導医、がある歯医者の方が、専門性は高いし、スペシャリスト中のスペシャリストです。
ここに、歯周病専門医指導医と、インプラント専門医の探し方を載せておきます。
次に、なぜ、安心・安全なインプラント治療において、歯科医院選びが重要で、慎重に行わなければならないのかを、を書いていきます。
安心・安全のために、インプラント治療の歯科医院選びが大切な理由
安心・安全のインプラント治療のために、なぜ、インプラント治療の歯科医院選びが大切なのか?
それは、インプラント治療をどこで受けるかで、あなたのお口の運命が決まるからです。
当院には、他院ではうまくいかなかったインプラントの患者様が、大学病院の教授から紹介をいただいたりします。
そのような方は、どのような状態なのか?
インプラント周囲炎になってしまって、悩んでいる患者様が多いです。
インプラント周囲炎のコントロールが、それほど大切で重要だ、と言うことなんですね。
安心・安全なインプラント治療のためには、歯周病のコントロールは欠かせません。
埋める前に、自分のお口の状況を理想的に整えておくことと、お口の中の全体の治療計画を立てて、治療ゴールに向けて戦略的にインプラント治療を組み込むこと。これが、インプラント治療を成功させる秘訣なのです。
あとはですね、歯周病専門医は、治療計画に非常に重きをおいた治療をします。
治療計画がないと、どのようになってしまうのか?
例えばですね、
「インプラントしました。はい次は違う歯がダメになりました。
またインプラントを打つしかないですね。」
これでは、行き当たりばったりの、ゴールのない歯科治療の繰り返しになってしまいます。
残念ながら、多くの歯科医院が、治療計画のないまま、インプラントを行なっているのが現状です。
全体的な歯の治療とインプラント治療が、長く機能するには、治療全体が理にかなったものないとうまくいきません。
実際、他院のインプラント治療で後悔される方も多くいらっしゃいます。
そのインプラント治療は、理にかなったものなのか?
その後のアフターフォローは大丈夫なのか?
寝たきり対策まで、しっかり説明してくれていますか?
あなたの口を大切に思うからこそ、信頼できる歯科医院を選ぶことがとても大事だと言うことを改めて強調しておきます。
次に、歯科医院にいったら、どう見極めたらよいのか?
具体的な判断方法を書いていきます。
安心・安全なインプラント治療をしてくれる歯医者なのか?見極め方
一概にインプラントで安心・安全な治療を行なってくれるのかどうかというのは、上記のダブル専門医以外の判断以外に、明確な基準がないので定義することが大変難しいです。
患者様も、わかる範囲で判断するのであれば、その歯科医院にかかった時に、次の点を気にして歯科医院選びの基準としていただけると幸いです。
ダブルの専門医という見極め方以外で、インプラントで信頼できる歯医者なのか?の見極め方を順番に説明していきますね!
最初の問診で、全身疾患の状態のヒアリングがしっかりあるか?
当たり前のことすぎるのですが、全身疾患についてのヒアリングをしっかりしてくれるのか?は重要なポイントです。
また、全身疾患がある場合、かかりつけの病院に対診(問い合わせ)をしてくれるのか?対診の返事を待ってから、歯科治療を行なってくれるか?
自分が全身疾患があれば、特に重要なポイントです。
歯科医院に行ったら、治療前にかならず問診があります。
一番最初にチェックできることですので、一番最初の判断材料に書いておきますね!
歯周病の現在の状況を歯周病の検査結果もあわせて説明してくれるか?
インプラント治療の前に、歯周病がコントロールすることは、とても重要な課題です。
なぜなら、歯周病をコントロールしてないままインプラントをすれば、インプラントも歯周病になってしまうからです。
そして、歯もインプラントも歯周病でゆれてきて噛めなくなってしまう可能性があり、インプラントをした意味もなくなってしまいます。
歯周病がどこでどのくらい進んでいるのか?炎症はどれくらいあるのか?
ポケットの数値もきっちり測ってもらって、見せてもらいましょう。
そして、自分の状況を把握しましょうね!
自分も知識を得ることは、歯の治療を成功させるために必要不可欠です。
ポケットの数値の書いた紙(できれば6点法)を見せてもらい、どれくらい歯周病が進んでいてまずい状況なのか?
をきちんとわかるように説明してくれる先生ならひとまず安心材料にはなると思います!
口の中の全体の問題点・改善点も踏まえて、お口全体の治療計画を立てた上でのインプラント治療をしてくれるか?
インプラント治療は、お口の問題の一部を解決する手段に過ぎません。
全体の問題点があり、それに対して、全体の治療計画があり、インプラントはその一部です。
問題が多くなればなるほど、治療計画が必要です。
埋めると動かせないインプラントを口に入れるのですから、治療計画は必要不可欠です。
診査診断を丁寧に行なってくれて、治療計画をきちっと立ててくれるような歯科医院は、安心・安全なインプラントをしてくれる歯医者だと判断できます。
インプラント以外の治療(虫歯・歯周病・根管治療など)にも精通しているか
インプラント以外の、虫歯治療や、歯周病治療、根管治療も得意な先生じゃないと、信頼できる先生なのかどうか?と疑ってみてもいいかな、と思います。
なぜなら、インプラントを打つ前の準備として、口の中の病気を治すことがとても大切だからです。
歯周病は治らないから、と言って、抜いちゃう先生もいますからね。
もうその歯は持ちません、ダメだと言われれば、その先生がそう言うならダメだろうと疑わない人もいるし、いや、抜くのはちょっと待ってほしいと思い、他の歯医者でセカンドオピニオンに行く方もいらっしゃいます。
持ちそうな歯までを抜いて、インプラントばかりを進める先生なのかどうか?の見極めは、なかなか難しいと思います。
その歯をもたせることができるかどうかは、その先生の技術にもよりますし、その人の持っている噛み合わせや、生活習慣にも大きく左右します。
インプラントだけの治療が得意な先生だと、まだ残せるであろう、多くの歯を抜いて、インプラントを進める先生も少なくありません。
インプラントを一部用いて噛み合わせを作るのであれば、残っている歯の歯周病治療や、虫歯治療、根の治療などをきっちりして、残る歯が健康で噛める状態である必要があります。
なので、インプラント治療以外の、歯科治療を、一つ一つの歯の治療をきっちりしてくれる先生は、信頼できる判断材料になると思います。
その判断は、非常にむずかしいところではありますが、レントゲンをわかるように説明してくれたり、他の治療結果を見せてもらうことですかね。
治療結果をインターネット上に出している先生もいるので、検索して見比べてみるのも良いかもしれません。
骨造成や歯肉移植などの治療を行えるか
インプラントをする人のなかには、骨が少なかったり、歯茎の量が足りなかったりして、理想的なインプラントの治療が難しい場合があります。
骨や歯茎の量が十分ないと、インプラントができないですからね。
骨造成も、歯肉移植その治療もうまく出来ないと、インプラント治療において、信頼のできる歯医者とは、言い難いですね。
外科処置には、トラブルはつきものですから。
手術中には、何が起こるかわからない。その何か起こった時に、適切に判断し、適切に対処できる技術(骨造成・歯肉移植の技術)と能力があって初めて、インプラントで信頼できる先生、と言っていいと思います。
症例数が多かったり、参考症例があるかどうか
自分の症例を学会で発表をしていたり、その先生が執刀して、長期的に安定した症例があるかどうか?は、信頼できるかどうか判断する、重要なポイントです。
その先生の治療の結果そのものだからです。
学会発表の中でも、症例はいろいろあります。
学会で症例の発表をされている先生の中にも、派手に抜いて、インプラントたくさん埋めたなあーって、個人的には思う症例もあります。
症例そのものに、先生の考え方が出ます。
症例の見極めは、難しいですよね💦
ダメそうな歯は多めに抜いてインプラントした方が、長期に安定する傾向にもありますが、できるだけ、自分の歯を残すような治療を提案してくれる先生の方が信頼できると言っていいかもしれません。
抜かずに残すかどうか?も判断が歯医者によってまちまちですから。
治療後の長期安定には重要なポイントですから、よく相談して、自分の状況も踏まえて、信頼できる歯医者を見つけましょう。
信頼できる学会に所属していたり、様々な研修会などに参加しており、常に新しい知識や技術の研鑽をおこなっている
日本歯周病学会、インプラント学会に所属に所属して、専門医を目指していたり、すでに専門医を持っている先生は技術の研鑽をされている先生が多いですので、信頼できる安心材料にしてよいと思います。
なぜなら、専門医は、なかなか努力がいる世界ですから。
さらに、専門医や、指導医になった後も、自分の症例の発表をして、頑張っている先生は、なおさら、技術の研鑽を常に行なっている先生方が多いです。
インプラント手術時にサージカルステントを使用しているか?
インプラントも、安心、安全に手術ができるよう、日々進化しています。
インプラントの手術時に安心、安全のために使用するために、「サージカルステント」と言うものがあります。
これが、安心安全のインプラント手術には欠かせないものです。
なぜなら、骨に、チタンの棒を埋める、インプラント手術は、とても繊細で、緻密な作業だからです。
外科処置なので、神経や血管や骨の形に十分気をつけながら埋入する必要があります。
二次元のレントゲン写真のみでは、そこまで判断できません。
そこで、パソコン上で安全な場所をシュミレーションして、その通りの位置に埋入できるようガイドしてくれる器具として作成されたものが、サージカルステントです。
まず、インプラント手術の前の診査で、CTを撮影します。
その、CTのデジタル画像を用いて、骨や、神経や血管の位置を把握し、どの種類のインプラントを、どこにどれくらいの深さで埋めるのかをシュミレーションします。
そのシュミレーションはコンピューター上です。
実際の手術で、シュミレーションした時と同じ位置にインプラントが埋入できるように作成される器具が、サージカルステントです。
インプラントの手術前に、サージカルステントを準備して、インプラント手術時に使っているのか、は、大きな信頼できる材料になるのではないでしょうか。
院内の設備が充実しているか
院内の設備が充実していることは、一つの信頼できる判断基準にしていいのではないかと思います。
なぜなら、患者様から頂いた治療費を、また患者様のより良い治療に還元しているからです。
さらに、良い機材を取り入れて、良い診療に生かそうと努力している歯科医院です。
歯科医院に行けばわかりますし、今では、インターネットである程度は調べられますよね。
インプラントで必要なものといえば、CTや、アイテロなどの機械で型をとる機械、あとは、マイクロスコープも活用できている歯科医院だとなお安心ですね。
マイクロスコープは、ただ置いておるだけじゃなくて、きちんと利用されているかどうかも重要なポイントです。
信頼できるのか?を判断するのに、設備もチェックしてみてくださいね!
ちなみに、院内に置くセレックは、質の良い被せ物ができるとは考えにくいです。
早く、できれば低価格で、ある程度の品質で白いものを入れたい患者様への対応です。
質にこだわりのある先生は、セレックを導入されてない先生の方が多い印象です。
機械はなんでも充実していれば良い、ということではない、と言うのが、判断が難しいところですね。
マイクロスコープも、置いてあるだけでうまく使えてない先生も多いと聞いています。
見せかけのものなのか?患者様のためのものなのか?
判断は難しいですが、よくみて、信頼できるのかどうかを見極めたいですね。
ネットの口コミは、安心・安全なインプラントをおこなってくれる判断材料になるのか?
これは、難しいのですが、参考にする、くらいでいいと思います。
なぜなら、ネットの情報は、誰が書いたのかも特定することができないし、嘘も誠もいろいろ書くことができるからです。
ここだけの話ですが、うちにも、「「インプラントでおすすめの歯科医ランキング」と言うサイトがあって、料金はいくら払っていただければ、載せることができます」」と言う営業が・・・
うちはお断りをしましたが、そう言うサイトにお金を払って、上位ランキングのサイトに、お金を払って乗せてもらっている歯科医院があるのも事実です。
そのような歯科医院が、全て悪い歯医者だとは言い切れませんが、お金でインターネットの上位表示を買う時代になっているのは事実です。
あと、アンケートの業者もありますし、口コミも、良い口コミを書くライターもいれば、悪い口コミを書くライターもいるそうです。
怖い話ですね。
何を信頼したらいいのやら・・・と言う世界になってきっましたが、真実は、一つです。
信頼できる歯科医師かどうかは、インターネットである程度絞ったら、あとは、実際に行って、先生と話したり、質問してみたりして、判断してくださいね!!
まとめ
インプラント治療で安心・安全な歯科医院の探し方を紹介しました。
なかなか、安心・安全なインプラント治療をしてくれる歯科医院、と一言で言っても、難しいですね。
一つのわかりやすい判断基準は、インプラントと歯周病のダブルの専門医です。
そこで、近くで通いやすいところにないか、探してみてください。
探し方はこちらの記事の最後の方に載せてあります。
当院は、当然、歯周病専門医指導医と、インプラント専門医を兼ね備えている、数少ない歯科医院の一つです。
当然ですが、インプラントで信頼できる歯医者なのか?に書いた条件を全てクリアしています。
他院では難しいと言われた方でも、歯周病の骨造成も、歯肉の手術も得意な院長の技術があるので、インプラント可能なことも多いですよ。
もし、インプラント治療で安心・安全な歯医者をお探しでお困りでしたら、当院にお問い合わせください!
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