インプラントっていいの?それともよくないの?!
インプラントに関しては、様々な噂が飛び交っています。
結論から言うと、インプラントは付き合い方を間違えなければ、とても有益なものです。
ただし、すべての人に必要なわけでもないし、適応、不適応があります。
例えば、健康な歯が揃っていて、歯周病と虫歯もコントロールされている状況で、「一番奥の歯」のみが無くなってしまった場合、この場合は実は、インプラントは必要ないでしょう。
あと、かかる歯科医院、歯科医師の腕で、その歯が残せる、残せないって、違ってくるので、かかる歯科医院で、必要なインプラントの本数が変わってきます。
歯周病治療の歯周組織再生の技術を持っている歯科医院や歯科医師の場合だと、その歯にとってベストな選択が、歯周組織再生の手術、と判断した場合、歯周外科処置を第一選択にして、その歯を残す、という選択肢が出てくるので、インプラントの本数が少なくなる場合も往々にしてあるのです。
値段で判断するのは安易です。
世の中いろんなメーカーのインプラントも出ていますし、その歯科医院、歯科医師が使用しているインプラントが何なのか、チェックした方がいいですね。その良し悪しも分からない、といったようでしたら、必ず専門医からきちんと説明を受けてインプラント治療を受けた方がいいのは言うまでもありません。
当院は日本歯周病学会専門医指導医ならびに日本口腔インプラント学会インプラント専門医の院長が診査診断から治療計画、インプラント治療を行います。
この日本口腔インプラント学会専門医は日本のすべての歯科大学のインプラント科教授が取得しているものです。2020年現在日本の歯科医師100人に一人の割合で取得しています。
インプラントのことを先に考えてしまう人も多いですけど、その前の、お口の中全体の診査、診断、治療計画がとってもとっても大切になります。
お口の中全体の、きちんとした診査、診断、治療計画を立てないで、はい、抜いてインプラント、のところはやめた方がいいですよ。きちんと、歯周病の精密検査をして、(1点法より、6点法での歯周病検査が良いですよ。)他の歯のリスクを取り払って、良い状況にして、全てが良い状況にしてからはじめてインプラントのオペができるのです。
ところで、なんで歯周病専門医とインプラント専門医を併せ持っている歯科医師がいいのかと言うと、実は、インプラントも、歯周病のような病気になるのです。
自分の本来持っている歯周病菌が、インプラントにも感染するのです。
だから、歯周病治療が本当に重要になってくるんですね。
インプラントした後も、メンテナンスといって、定期的なプロフェッショナルクリーニングが、本当に重要になってくるのです。
なので、一生付き合えるような歯科医師、歯科医院、歯周病専門医、インプラント専門医に巡り会える、ということが、自分のお口の健康、全身の健康にとって、本当に重要になってくるのです。
私たちは、そんな歯科医院でありたいと思っています。
本題のインプラントの値段について。これは自由診療全般に通じることです。
「その治療に対費用効果をどう感じるか。」これに尽きます。
例えばインプラント治療。特別な骨移植など必要なければ診査診断から治療終了で白いセラミックの歯で噛めるようになるまで当院では50万円します。
しかしこのインプラントをどれぐらいの期間安心して利用できたらご納得できるか。ここが、対費用効果となります。
例えば20年健康に利用できたとして納得できると言う患者様は年間¥25000
月額では¥2083という計算になるし、 365日計算で日割りすると一日
¥68.4となります。この一日70円未満の費用は絶対かけられないと考えたらその治療以外の選択をしたほうが良いかもしれません。
インプラントの利点、「周りの歯を削らない。」これにいくら支払う価値があるか?「しっかり噛める。」これにいくら支払う価値があるか?「白いきれいな歯で自信を持って笑える。」これらの価値にどれほどの費用をかけるかにかかってきます。
ちなみに20年経ったあとは日割り計算の自己負担額はもっと少なくなるということになります。
あなたの体。あなたの健康。あなたの幸せ。あなたの人生です。
あなたが安心して任せられる歯周病専門医、インプラント専門医にご相談することをお勧めいたします。