こんにちは。プリズムタワー工藤歯科の副院長の工藤有加です。
歯のトラブルの予兆25選✨ということで、こんな時は、歯科医院に行ったほうがいいよ、というサインを列挙します。
- 1、歯科医院に今すぐ行った方が良いサイン25選✨
- 1、銀歯や被せたものが取れたままになっている
- 2、1本歯が抜けたままになっている箇所がある
- 3、歯を触るとグラグラする
- 4、口臭が気になる 口臭を指摘された
- 5、歯肉を押すと血や膿が出る
- 6、以前とは歯並びが変わったような気がする
- 7、噛むと痛い
- 8、歯に穴が開いている
- 9、歯が黒く変色してきた
- 10、ベロや口の中の粘膜の表面に左右非対称の腫瘤またはホクロがある
- 11、1年以上歯医者に行ってない
- 12、インプラントを入れた後、半年以上歯医者に行っていない
- 13、喫煙者で半年以上歯医者に行っていない
- 14、歯周病と言われているのに、半年以上歯医者に行っていない
- 15、どこで噛めばいいかわからない
- 16、親知らずが痛い 親知らずを放置している
- 17、朝起きた時に歯の痛みや違和感
- 18、歯が冷たいものにしみる
- 19、歯肉がときどき赤く腫れる
- 20、歯が浮いた感じがする
- 21、歯を磨くと歯ブラシや歯間ブラシに血がつく
- 22、下の前歯の裏側に歯石がついている
- 23、朝起きた時に口の中がねばねばする
- 24、歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい
- 25、歯肉が下がり、歯が長くなった感じする
- 2、チェックは何個?放っておくと全身に影響が!!
- 2、口の中の問題が、全身に悪影響を及ぼす
- 3、まとめ
1、歯科医院に今すぐ行った方が良いサイン25選✨
以下の症状がある方は、すぐにでも、歯科医院に行かれることをおすすめします。
なぜかというと、放置をしてしてしまったばっかりに、
・知らない間に問題が大きくなる
・歯を失うリスクが上がってしまう
・より治療費や、治療期間が長くなってしまう
・放っておくと、お口の中のバイキンが多くなり、全身的な病気にも影響する
・健康な歯までも歯が病的に移動してしまい結果より大きな治療をしなくてはならなくなる
からです。
今すぐ歯医者に行った方がいい25選✨を発表します✨
1、銀歯や被せたものが取れたままになっている
銀歯が取れたままになっていませんか?
取れたまま放置していると、その部位から
・虫歯が広がって歯を余計に削らなければいけなくなったり
・歯が欠けたりして歯を失うことになったり
するので、放置してそんなことになったら、勿体無いですよ。
なので、取れたら早めに歯医者に行った方が良いです。
2、1本歯が抜けたままになっている箇所がある
1本歯が抜けてしまってそのままになっていませんか?
放置すると、抜けたところの歯の空隙を埋めるように、隣の歯が移動し始めます。
そうすると、隣の歯が移動したばっかりに、ブリッジや入れ歯を入れることが難しくなってしまいます。
そして、さらに、噛み合わせのない歯が伸びてきてしまい噛み合わせや歯並びが崩れてしまいます。
そうすると、移動した歯を余計に大きく削ったり、移動して倒れ込んでしまったばっかりに、隣の歯や噛み合わせの歯までをも、失ってしまう可能性が出てきてしまうんです。
なので、1本歯が抜けたら、そのままにするのは大変危険です。
3、歯を触るとグラグラする
歯がグラグラしているのにそのままにしていませんか?
歯がグラグラしていると、歯周病が進んでしまっている可能性が高いです。
そして、かなり歯周病が重症化している可能性が高いので、放置は大変危険です。
グラグラしていると感じたら、早めの歯科医院受診をしましょう。
4、口臭が気になる 口臭を指摘された
口臭は、バイキンが繁殖しているサインなので、放っておかない方がいいですよ。
バイキンは歯ブラシで取りきれないことが多く、プロのケアが必要です。
口臭が気になる方は、原因が隠れてないか、歯周病が知らず知らず進んでないか、歯科医院でチェックしましょう。
5、歯肉を押すと血や膿が出る
歯肉を押すと、血や膿が出るのに、そのままにしていませんか?
歯茎から血や膿が出るのは、病気のサインです。
歯周病や、歯の根の病気が進んでしまっている可能性が高いです。
放置しないで、きちんと治療しましょう。
6、以前とは歯並びが変わったような気がする
歯並びが変わったと感じるようであれば、一回、歯科医院でのチェックが必要です。
歯並びが変わる、ということは、何か原因があり、歯周病などの病気が進んだりしている可能性があるからです。
問題があって歯並びが変わっているとしたら、早めに原因を突き止め、対処することが大切です。
7、噛むと痛い
噛んで痛い、と感じるようであれば、早めの歯科受診したほうがよいです。
理由は、痛みがあるということが、病気が隠れている重要なサインだからです。
噛むと痛い理由は、歯周病、虫歯、噛む力による、歯への負担加重、といろいろありますが、どれも早めのチェックが肝心です。
噛むと痛い場合は、早めに歯科医院に行きましょう。
8、歯に穴が開いている
歯に穴が開いている場合、早めの歯科医院の受診が必須です。
理由は、虫歯が大きくなって穴が開いている、と言うことが考えられるからです。
放っておくと、穴の中のバイキンがどんどん増えて、もっとひどくなります。
歯に穴が開いていたら、早めに歯科医院にいきましょう!
9、歯が黒く変色してきた
歯が黒く変色してきた場合、早めの歯科受診が必要です。
なぜなら、虫歯の可能性や、神経が死んでしまった可能性があるからです。
放っておくと、虫歯が大きくなったり、神経が死んでしまった部分にバイキンが増えて、骨に病気を作ってしまいます。
歯が黒く変色してきたら、早めに歯科医院を受診しましょう。
10、ベロや口の中の粘膜の表面に左右非対称の腫瘤またはホクロがある
ベロや口の中に不自然な膨らみやホクロがある場合、早めの歯科受診をおすすめします。
なぜなら、ガンなどの病気が疑われるからです。
11、1年以上歯医者に行ってない
1年以上、歯科医院に行っていない場合、歯科医院でのチェックをお勧めします。
なぜなら、自覚症状がなく、虫歯や歯周病が進んでしまっている可能性があるからです。
12、インプラントを入れた後、半年以上歯医者に行っていない
インプラントを入れて、メンテナンスを半年以上受けていない場合、早めの歯科受診をおすすめします。
なぜなら、インプラントも歯周病になるからです。
インプラント、入れたら終わりではなく、その後のメンテナンスが必須です。
早めに歯科医院へ行ってチェックしてもらいましょう。
13、喫煙者で半年以上歯医者に行っていない
タバコは、歯周病の最大のリスクです。
理由は、タバコに含まれる数多くの有害物質です。
タバコを吸っていることで、治療をしても治りが悪く、歯周病が進みやすいです。
電子タバコも同様に、歯周病を悪化させるとはっきりとデータが出ています。
https://www.perio.jp/file/news/info_211109.pdf
タバコを吸っている人は、種類に関わらず、リスクが高いと言うことを自覚し、普通の人よりもより、気をつけて、歯科医院でチェックしてくださいね。
14、歯周病と言われているのに、半年以上歯医者に行っていない
歯周病は、成人の8割がかかっていると言われる国民病です。
ギネスブックにも世界で最も患者数の多い病気として認定されました。
知らず知らずに進んでしまう歯周病。自覚症状がないので、怖いんです。
知らない間に骨が溶けて、気がついたときには手遅れ・・・なんてことにならないように、定期的に歯科医院でチェック、検査とクリーニングを受けてくださいね!
15、どこで噛めばいいかわからない
どこで噛めばいいかわからない人は、早めの歯科受診をお勧めします。
理由は、歯周病が原因で、病的に歯が移動していたり、虫歯で大きく歯が崩壊してしまって噛むところがわからなくなってしまっている可能性が高いからです。
噛むところが一度わからなくなって、その後、自分で見つけて噛み合わせが安定している人は、片方だけで噛んでいたり、顎や、筋肉が左右非対称になっている可能性もあり、一度、問題ないかどうか歯科医院でチェックしてもらったほうが良いでしょう。
いずれにしても、一度でも、どこで噛めばいいのか悩んだ方は、早めの歯科受診をお勧めします。
16、親知らずが痛い 親知らずを放置している
親知らずが痛くなった、または、痛くなったことがあって、そのまま放置している人は、要注意です。
歯科医院で定期的にチェックを受けて問題なければ、親知らずはそのままでも良いこともあります。
しかし、親知らずの場所は磨きにくく、汚れが溜まりやすい場所です。
汚れを放置していて、知らず知らず、隣の歯との間に虫歯を作っていたり、歯周病が進んでいたりして、放置すると、隣の問題のない歯も悪い影響を受けてしまい、最悪、抜歯になったりもします。
親知らずを放置している人は、問題ないかどうか、歯科医院でチェックしてもらったほうが良いですよ。
17、朝起きた時に歯の痛みや違和感
朝の歯の痛みや違和感がある人は、早めの歯科受診をお勧めします。
なぜなら、歯軋りなどの過度な力が原因で、歯に過度の負担がかかっている可能性があります。
そのまま放っておくと、歯と骨の間の膜に炎症を起こしてしまって痛みが強くなったり、歯が割れてしまったりして、最悪、歯を失ってしまうことになります。
マウスピースなどで、歯を保護したりすると、歯を守れるので、歯科医院に相談しましょう。
18、歯が冷たいものにしみる
歯が冷たいものにしみる場合、問題ないか、歯科医院でチェックしてもらいましょう。
虫歯や歯周病が進むと、歯がしみるようになります。
歯を磨きすぎて知覚過敏になっている可能性もありますので、歯ブラシの仕方が間違っていて、歯が削れて歯がしみている場合もあります。
歯がしみる理由も、いろいろあるので、歯科医院でチェックしてもらいましょう。
19、歯肉がときどき赤く腫れる
歯肉が腫れる人は、歯周病や、歯の根の先の病気だったりするので、一度歯科医院でチェックしてもらってください。
放っておくと、根の先の病気が進んでいったり、歯周病が重症化する危険があります。
20、歯が浮いた感じがする
歯が浮いた感じがする、と言うのも、歯が問題を抱えているかもしれないサインですので、歯科医院でチェックしてもらいましょう。
歯周病や、歯の根の先の病気で、歯が浮いた感じがしている可能性があります。
歯が浮いた感じがする人は、歯科医院に早めにいってチェックしてもらってくださいね。
21、歯を磨くと歯ブラシや歯間ブラシに血がつく
歯ブラシや歯間ブラシに血がつくのは、歯周病の重要なサインの一つです。
早めに歯科受診して、歯周病のチェックをしてもらってくださいね。
22、下の前歯の裏側に歯石がついている
鏡で、下の前歯の裏側に歯石がついたいたら、歯周病の可能性があります。
早めに歯科医院にいって、歯石をとってもらいましょう。
23、朝起きた時に口の中がねばねばする
朝起きた時の口のねばねば感がある人も、歯周病の可能性が高いです。
早めに歯科受診をして、チェックしてもらって、必要な治療をしてもらってくださいね。
24、歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい
歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい方も、虫歯や歯周病の可能性があります。
早めの歯科受診をおすすめします。
25、歯肉が下がり、歯が長くなった感じする
歯肉が下がり歯が長くなった感じがする人も、歯周病が進んでしまっている可能性があります。
早めに歯科医院でチェックしてもらってくださいね。
2、チェックは何個?放っておくと全身に影響が!!
先ほどご紹介したチェック項目は何個自分に当てはまっていましたか?
これらの症状が一つでも当てはまる方は、すぐに歯科医院で見てもらった方が良いです。
(1から17は特に重要度が高いです!!)
なぜかというと、口の中の病気のほとんどがバイキンによるものなので、放置すると、口の中のバイキンが増えて、口の中が、悪いバイキンだらけになって、悪いバイキンの温床になってしまうんです。
そして、歯の病気は、体と違って、ほとんど自己治癒能力がなく、放っておいて自然治癒するものがほぼないからです!
そのバイキンが悪さをして、次に紹介する全身の健康をも、脅かしてしまうんです。
2、口の中の問題が、全身に悪影響を及ぼす
口の中の問題を、自己判断で放っておくとどうなるか?
問題は解決しないか、より悪くなることの方が多いです。
一時的に良くなったと思っても、それがどういう状況かは、把握しておいた方が良いですよ。
理由は、歯科の病気は、自然に治らないものが多いからです。
病気を治さないと、病気の原因であるバイキンもどんどん増えていきますし、
そのことによる、全身的な健康被害は、私たちの思っているよりも多くあります。
口腔内のバイキンが全身に影響することにより、
糖尿病
誤嚥性肺炎
胃腸の不調
認知症
心筋梗塞
脳梗塞
誤嚥性肺炎
慢性腎臓病
関節リウマチ
などの疾患のリスクが高まる!と言われています。
お口の中のバイキンが、そこまで体に悪さをするなんて驚きですよね!
年を重ねると、いろいろなところにガタが来てしまいますよね。
できれば、年を取っても、みんなと楽しく食事をしたい、と言うのが多くの方の願いだと思いますが、歯のケアを怠ってしまうと、そうもいかなくなってしまいます。
全身に悪影響を及ぼすと言うことは、入院するリスクも上がります。
入院すると、誤嚥性肺炎でお亡くなりになる方、多いですよね。
それは、最後、自分の歯ブラシがうまくできなくて、口の中がバイキンだらけになって、自分の口の中のバイキンが肺に入ってしまって、最後、亡くなってしまうと言われています。
元気なうちに、歯の正しい知識と、習慣と、ケアの仕方を身につけておくと、そんなことも防げる可能性もあります。
口の中を清潔に、綺麗にして、ちゃんと機能させてあげて、老後も元気に皆と楽しく食事ができるようにすることで、さまざまな疾患の予防ができる、と言うことなんですね。
お口の状況を、いかに良い状態で、老後を迎えられるか。
元気で問題の少ないうちに、早期発見、早期治療、良い状態を常に保つ、と言うことがとても大切です。
メンテナンスで、定期的に管理、クリーニングを歯科医院で行うことが、本当に大切なんです。
若くて今の私には関係ない、と思っているあなた、歯の定期検診、メンテナンスを受けるのに、早すぎる、若すぎる、と言うことはありません!
定期検診、歯のメンテナンスをすることで、毎日使う歯を大切にできて、口の中の問題を最小限に、良い状態を保っていきたいですね♪
3、まとめ
当たり前にある、口から食べる生活。
知らない間に病気が進んでいってしまったら、歯を失ってしまい、口から食べることさえも楽しめない、そんなことになってしまったら、大変ですよね。
病気になっても、死が近づいてきても、口から食べることの喜び、というものを、ずっと持ち続けられるということが、一生涯の人生においてとても大切なことなのではないかと感じています。
食べることの楽しみをずっと感じれる、そんな一生涯が送れますように。
そのためには、口の中の少しの問題を放っておかないで、是非、信頼のできる歯科医院にかかってくださいね!